行人塚古墳

ぎょうにんづかこふん(Gyoninzuka-Kofun Tumulus)

【K-SZ044】探訪日:2024/4.14

【K-SZ044】行人塚古墳 静岡県掛川市高田

【MAP】

〔駐車場所〕

【K-SZ044】行人塚古墳

   原野谷川が形成した河岸段丘上の南北約2.5km,東西約1kmにわたる和田岡古墳群(国指定史跡)に属し、前方部を西南西に向けた前方後円墳である。ただ、前方部は平坦に削られてしまっている。規模は全長43.7m、後円部径25.4m、前方部幅16.0m,長さ18.8mと推定されるが、高さは後円部,前方部とも不明である。墳丘周囲には幅約10mの周濠が巡るが、前方部先端は幅約2.2mと狭くなっている。葺石の有無は不明、埴輪は確認されていない。埋葬施設も未調査のため不明である。
 古墳時代中期の築造と考えられている。行人塚の名称は、むかし行人(行者)が生きながら埋葬されて入定(死去)したという伝承に由来するという。

【史跡規模】

【指 定】国指定史跡:和田岡古墳群(1996年3月29日指定)

【国 宝】 

【国重文】

関連時代 古墳時代:中期
関連年号 5世紀
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図

 

【K-SZ044】行人塚古墳

 

 

【K-SZ044】行人塚古墳

<和田岡古墳群一覧(国指定史跡)>

古墳名 墳形 規模 築造時期 所在地
吉岡大塚古墳 前方後円墳 全長 54.6m 5世紀中頃 掛川市吉岡
春林院古墳 円墳 直径 30m 5世紀前半

掛川市吉岡

行人塚古墳 前方後円墳 全長 43.7m 5世紀 掛川市高田
瓢塚古墳 前方後円墳 全長 63.0m 5世紀前半 掛川市高田
各和金塚古墳 前方後円墳 全長 66.4m 5世紀初頭

掛川市各和

 

行人塚古墳墳丘図
(1990  掛川市教育委員会『女高遺跡・行人塚古墳発掘調査報告書』より)

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後円部を西側から見る 後円部を南西側から見る 後円部を北西側から見る 後円部を南側から見る 後円部を東側から見る 後円部を東側から見る 後円部墳頂 前方部 前方部 前方部