<天神系>

A001:天之御中主尊  天之御中主尊 ― 神皇産霊尊 A211:神皇産霊尊

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神皇産霊尊 少彦名 大久米命

天地開闢の時、天之御中主神・高皇産霊神の次に高天原に出現し、造化の三神の一とされる。大国主が兄神らによって殺されたとき、大国主の母が神産巣日に願い出て、遣わされた蚶貝姫と蛤貝姫が「母の乳汁」を塗って治癒したことから女神であるともされる。
  『古事記』で語られる神産巣日は高天原に座して出雲系の神々を援助する祖神的存在であり、他の神々からは「御祖」と呼ばれている。スサノオがオホゲツヒメを殺したとき、その死体から五穀が生まれたが、神殺しによって生じた種は穢れているためにそのままでは栽培には使えなかった。神産巣日はスサノオに穢れた種を持ってこさせて、栽培に適した種に変え地上に下した。
  『日本書紀』では出雲系の神々が語られないため、カミムスビはタカミムスビの対偶神として存在するのみで特にエピソードは無い。

 『古事記』では神皇産霊神の子とされ、『日本書紀』では高皇産霊神の子とされる。
  『古事記』によれば、スクナビコナは大国主の国土造成に際し、天乃羅摩船(ガガイモの実とされる)に乗って波間より来訪し、オホナムチ(大己貴)大神の命によって国造りに参加した。『日本書紀』にもこれと同様の記述がある。
  スクナビコナはオホナムチ同様多くの山や丘の造物者であり、命名神である。その一方で、スクナビコナは悪童的な性格を有するという記述がある。スクナビコナはのちに常世国へと渡り去る。
 スクナビコナは、国造りの協力神、常世の神、医薬・温泉・禁厭・穀物・知識・酒造・石の神など多様な性質を持つ。

 『古事記』では天孫降臨の場面に登場する。『日本書紀』では同場面、第四の一書に登場する。大伴氏の祖神とされる天忍日命と共に武装して瓊瓊杵尊の先導をした。天久米命と天忍日命は対等の立場で書かれているが、『日本書紀』では、天久米命は天忍日命に率いられたことになっている。また、『日本書紀』の神武東征の場面では、天久米命の子孫の久米部は、天忍日命の子孫である道臣命の部下となっている。

 

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