常泉寺
じょうせんじ(Josen-ji Temple)
【T-AC042】探訪日:2018/3.17・2024/5.29
愛知県名古屋市中村区中村町木下屋敷47 <📲:052-412-3467>
【MAP】
〔駐車場所〕
1606(慶長11)年、加藤清正が圓住院日誦上人を開山に招き、豊国大明神廟堂として創建した。豊臣秀吉の生誕地の一つとされている。また、秀吉の義父の竹阿弥の宅跡ともいわれる。御神体である豊臣秀吉の束帯唐冠像(長さ二尺余)は木食興山上人の彫刻であり、当初は大坂城に置かれていたものだが、清正が豊臣秀頼に願い出て譲り受け、当地に奉ったものである。
1615(元和元)年夏、廟堂から出火し、ほとんどの建物が焼失したが、その後、日探上人が焼け跡に草堂を建てて日蓮宗の太閤山常泉寺とした。寺名は秀吉の誕生当時、近郷に類のない清水の溢れる井戸があったことから定められたという。現在は豊太閤産湯の井戸とされている。
境内には、豊太閤産湯の井戸のほか、秀吉が1547(天文16)年に自ら植えたとされる柊などがあり、秀吉の肖像画や上記の秀吉木像、秀吉所持と伝えられる采配・茶釜・硯などが寺宝として所蔵されている。
隣接する豊国神社(中村公園)にも「豊公誕生之地」が建つ。また、近隣の妙行寺は加藤清正の生誕の地とされる。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 江戸時代:前期 |
関連年号 | 1606年・1615年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
豊臣秀吉 | ZZ01 | 加藤清正 | F798 | 日誦上人 | **** |
日探上人 | **** |