豊国神社
ほうこくじんじゃ (Hokoku Shrine)
【S-AC013】探訪日:2018/3/17
愛知県名古屋市中村区中村町木下屋敷 <📲:052-411-0003>
【MAP】
〔駐車場所〕
豊国神社は全国にあるが、ここは豊臣秀吉の生誕地(推定地)に当たる。
1883(明治16)年、当時の県令・国貞廉平をはじめ地元崇敬者の人々による秀吉の生誕地で秀吉を祀る神社を作ろうという運動が盛んとなり、同年7月に創建が決定。1885(明治18)年1月に竣工し7月には神社が創建されたが、県令の死去により以降の工事は中止となった。その後、神社は1901(明治34年)に開園した中村公園の一部に含まれたが、1956(昭和31)年に公園が都市公園とされた際に再び公園の敷地から除外され、独立した境内を持つようになった。
参道入口に「中村の大鳥居」が建つ。1929(昭和4)年に中村が名古屋市に編入されたのを記念して建てられたもので、当時は京都市の平安神宮大鳥居よりもわずかに高く(高さ24.5m)、世界一高い鳥居であった。
なお、中村公園の東隣には、こちらも秀吉の生誕地とする常泉寺があり、その南に加藤清正の生誕地である妙行寺が隣接する。豊国神社にも摂社・清正公社で清正を祀っている。