羽根東城跡
はねひがしじょうあと(Hane-higashi Castle Ruins)
【C-AC640】探訪日:2023/8.18
愛知県岡崎市羽根町東ノ郷
【MAP】
〔駐車場所〕
羽根東ノ郷城ともいう。羽根の地にあった大久保一族の二つの城のうちのひとつである。西300ⅿほどのところに羽根西城跡がある。大久保氏はもともと上和田城を本拠としていたが、天文年間(1532~55年)に尾張の織田信秀が安祥城を攻め落とすと、織田方に内通し松平広忠に逆心した佐々木城主の松平三右衛門忠倫が上和田城を支配するようになり、大久保忠員,忠世父子は羽根へと退避した。築城年は定かではないが、大久保氏は東西二城を築き、織田の最前線で戦い続けるなど松平宗家に忠誠を尽くした。なお、松平忠倫は1547(天文16)年に広忠によって暗殺されている。
羽根東城は土塁で囲まれた100ⅿ×50ⅿほどの平城であったが、現在は店舗,宅地などとなり、遺構は残されていない。JR岡崎駅の北側一帯の県道478号線と東海道本線に挟まれたエリアとされる。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 戦国時代 |
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関連年号 | 1532~55年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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大久保忠員 | F651 | 大久保忠世 | F652 | 織田信秀 | OD03 |
松平忠倫 | MT** |