波多子塚古墳

はたごづかこふん(Hatagozuka-Kofun Tumulus)

【K-NR120】探訪日:2022/8.21

【K-NR120】波多子塚古墳 奈良県天理市萱生町ハタゴ塚

【MAP】

〔駐車場所〕

【K-NR120】波多子塚古墳

   大和古墳群北側の萱生支群に属する西向きに延びる前方後方墳である。現状規模は墳長140m、前方部長さ90m,幅14m、後方部は東西幅50m,南北幅45mと、前方部が極端に細長い墳形となっているが、電磁波による調査の結果、後世の改変によるものと判明している。前方後方墳としては西山古墳に次いで全国第2位を誇る。また、古墳の北側には周濠が見つかっている。
 埋葬施設は、墳頂付近に安山岩の板状石材が多く使用されていることから竪穴式石室だったと推定される。なお、墳丘北側の外堤上には小石室も見つかっている。周濠部から多くの朝顔形埴輪,鰭付埴輪,楕円筒埴輪、そして特殊器台形埴輪などの埴輪片が出土しており、これらから築造時期は古墳時代前期中葉の4世紀初頭から前半と推定されている。被葬者は不明。

【史跡規模】

【指 定】

【国 宝】

【国重文】

関連時代 古墳時代:前期
関連年号 4世紀初頭~前葉
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図

 

【K-NR120】波多子塚古墳
 墳頂まで行けるとのことであるが、雑草が生い茂り、また雨上がりの直後だったこともあり、外観写真撮影のみにとどめた。

 

【K-NR120】波多子塚古墳

 

波多子塚古墳クラ塚古墳ヒエ塚古墳,ノムギ古墳,マバカ古墳(黄線は概略外形)

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