香勝寺
こうしょうじ (Kosyo-ji Temple)
【T-SZ018】探訪日:2021/1/6
静岡県周智郡森町草ケ谷968 <📲:0538-85-3630>
【MAP】
〔駐車場所〕
1545(天文14)年、一宮領主の武藤刑部尉氏定が元々草ヶ谷城の跡地を寺領として寄付し、崇信寺8世の弟子・宣翁全忠和尚を請じて香勝寺を開いた。聖観世音菩薩を本尊とする。氏定は草ヶ谷城に代わり、小国一宮社の前山に真田山城(一宮城)を築いた。
大正時代の中頃、草ヶ谷の観音坂をある行者が通りかかり、地主に「この土中には観音さまが埋まっておられるので、すみやかに掘り出して供養なされるがよい」と申された。その地主は病に伏していたが、掘り出して供養したところ、病は癒え、商いは繁昌したという。白龍頭観音の預言の寺として、人々の苦しみを和らげて下さる功徳無量にして霊験あらたかな観音さまとして信仰されている。
1967(昭和42)年には本堂再建に伴う工事で須弥壇真下から多くの宝篋印塔が発見されたが、これは香勝寺を菩提寺とした武藤氏一族の墓と推察され、現在は寺後方の丘の上に移されている。
また、香勝寺は日本三大「ききょう寺」として有名で、例年6月上旬~7月中旬,8月中下旬~9月中下旬頃の年2回が見頃である。
【史跡規模】 |
【指 定】 |
関連時代 | 戦国時代 |
関連年号 | 1545年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
武藤氏定 | F*** | 宣翁全忠和尚 | **** |
私は草ヶ谷城跡として正月明けに訪れたので、当然桔梗は咲いていない。香勝寺のホームページには、季節になると当日の咲き具合をお知らせしているようなので、参考にされるとよいと思います。
※本サイトの写真は転用可です(ダウンロードすると、より鮮明に見えます)
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲武藤氏一族の墓所
▲武藤氏一族の墓所