<皇孫系氏族>孝元天皇後裔

KI02:紀 角  紀 角 ― 増田宗次 KI61:増田宗次

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増田宗次 明珍宗介
 明珍家のルーツとなる。奈良時代、増田宗次(増田宇佐磨)が大和国の岡本にて、甲冑師として兜や轡(馬の口に嵌め、手綱につないで馬を制御する馬具)など、鉄を鍛えて道具を作る職を営んだのが始まりで、以降、代々甲冑師としての業を営んだ。   平安時代、明珍家の初代となる。京都九条にて具足甲冑師をしていた増田宗介紀ノ太郎が、第76代・近衛天皇に鎧と轡を献上したところ、「音響朗々光り明白にして玉の如く類稀なる珍器なり」と賞賛されたことで、明珍の名字を賜ったことが明珍家の始まりとされる。
明珍宗政
 鎌倉時代末期の元弘元年(1331年)に楠木正成が着用したとされる黒頭巾兜(現在、湊川神社に奉納)を製作したのが、明珍家9代目となる明珍宗政とされている。