<神皇系氏族>天孫系

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唐橋在良

 寛治元年(1087年)に式部少輔,大内記を兼任。嘉保3年(1096年)に文章博士。天永2年(1111年)式部大輔を務める。同年12月に昇殿を聴され、さらに侍読に任ぜられ鳥羽天皇に仕える。保安2年(1121年)もしくは保安3年(1122年)卒去。享年80(または81)。その他御書殿別当、摂津守を歴任した。ちなみに在良の勘申により「永久」、藤原俊信との勘申で「長治」の元号が採用された。
 元徳2年(1330年)に従三位が贈られた(北野三位殿)。子孫は唐橋家となる。
 承保3年(1076年)に、『前右衞門佐經仲歌合』に参加。藤原忠通の奨めで和歌を詠んだといわれ、勅撰和歌集には『新勅撰和歌集』以下5首が入首。家集には『在良朝臣集』がある。