古室山古墳
こむろやまこふん(Komuroyama-Kofun Tumulus)
【K-OS051】探訪日:2017/11.13
大阪府藤井寺市古室2丁目3-45
【MAP】
〔駐車場所〕
古市古墳群に属し、誉田御廟山古墳(応神天皇陵)の北東、仲津山古墳(仲姫命陵)の南西に位置する。全長約150m,後円部は径約96m,高さ約15.3m、前方部は幅約100m,高さ約9.3mの前方後円墳である。墳丘は三段築成で葺石が確認される。現在、くびれ部の東側のみに造り出しが残り、周囲に周濠と堤をめぐらしている。
被葬者や内部構造,副葬品については不明であるが、後円部頂に板石が見られることから竪穴式石槨の存在が推測される。墳丘には円筒埴輪列があり、家,衣蓋,盾,靫,冑形などの形象埴輪も確認されている。出土した埴輪の特徴から、仲津山古墳とほぼ同時期、4世紀後半から5世紀前半の築造と考えられる。
【史跡規模】 |
【指 定】国指定史跡:古室山古墳群(1956年9月22日指定)→古市古墳群(2001年1月29日指定) 世界文化遺産:古市古墳群(2019年7月6日登録) 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 伝承の時代(古墳時代:中期) |
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関連年号 | 4世紀末~5世紀前半 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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仲津山古墳と古室山古墳(Googleマップ航空写真)