守綱寺
しゅこうじ(Shuko-ji Temple)
【T-AC111】探訪日:2023/11.4
愛知県豊田市寺部町2丁目27 <📲:0565-80-1250>
【MAP】
〔駐車場所〕参詣者用駐車場がある。
1620(元和6)年、寺部2代目領主の渡邊重綱が父親である守綱の菩提を弔うため、寺部村横山に塚を築き御堂を建立したのが始まりとされる。1639(寛永16)年、3代目領主の渡邊治綱が伏見桃山城の軍議評定所を本堂として移築し、名古屋興善寺の住職・恵頓(蓮如曾孫の子)を招き、寺号を渡邉山守綱寺として創建した。1644(正保元)年、渡邊守綱33回忌の際に本堂など伽藍が整えられた。
寺宝に渡邊家歴代の肖像画(絹本著色渡邊半蔵守網像は愛知県指定文化財)や、徳川家康から拝領した豊臣秀頼着用の陣羽織を七条袈裟に仕立て直したものなどがある。また、本堂はじめ山門,鐘楼堂(梵鐘は1648年に渡邊重綱が寄進),太鼓堂も豊田市指定有形文化財となっている。本堂裏手の墓地には歴代の渡邉家墓所(豊田市指定史跡)がある。
寺部城跡(寺部陣屋跡),遊佐家長屋門,旧松本家長屋門が西に位置する。