渡邉家墓所〔守綱寺〕
わたなべけ ぼしょ〔しゅこうじ〕(Graves of Watanabe Family [in Shuko-ji Temple])
【K-AC240】探訪日:2023/11.4
愛知県豊田市寺部町2丁目
【MAP】
〔駐車場所〕参詣者用駐車場がある。
守綱寺本堂裏手にある寺部領主の初代渡邉守綱から13代・綱聰とその一族の墓所である。特徴的なのは、あらゆる墓塔が一般的な五輪塔ではなく直方体であること。特に歴代領主の墓塔は花崗岩の基壇,台座,塔身の3段から成る方形で、墓前には灯篭が一対ずつ設けられている。墓所のいちばん奥には、守綱の墓塔を中心に右に2代・重綱,5代・定綱、左に守綱寺を創建した3代・治綱,4代・宣綱,6代・直綱の墓塔が一列に並ぶ。また、守綱の墓塔の前方右列に8代・綱通,11代・寧綱,12代・綱倫、左列に7代・綱保,9代・綱光,10代・規綱、さらにいちばん左側(西側)に13代・綱聰の墓塔がある。
なお、守綱,重綱,治綱の夫人の墓所は、守綱寺の南西に位置する随應院にある。