旧松本家長屋門

きゅうまつもとけながやもん(Nagaya-mon Gate of Matsumoto Residence)

【R-AC073】探訪日:2023/11.4

【R-AC073】旧松本家長屋門 愛知県豊田市寺部町2丁目39-15

【MAP】

〔駐車場所〕守綱寺の駐車場に停めさせていただく。

【R-AC073】旧松本家長屋門

   寺部領主・渡邉半蔵家の家臣であった松本家に残された江戸時代後期の長屋門である。寺部城(寺部陣屋)の三の郭の東に位置しており、主屋などは現存しない。また、当初は間口6間半(11.8m)で、入母屋,桟瓦葺,長屋門形式で番所と馬屋が並んでいる。馬屋の東の5間(0.91m)分は明治期に増築されたものである。番所は門番や使用人が詰める部屋で訪れる人を確認する窓が設けられている。馬屋は改造の痕跡がみられ、馬柵棒の跡がある小窓や腰板が貼られ、床には甕が埋められていた。
 なお、松本家は渡邉重綱の代から仕える重臣で、初代は浅利兵左衛門といい、信州松本の出身であったことから松本を姓とした。9代・松本道高のときには、加茂一揆勢の説得や火災で家を失った百姓を長屋に住まわせるなどの功績から家老に列せられた。松本氏は明治以降も寺部村長や県会議員を務めるなど、地域に貢献している。

【史跡規模】

【指 定】豊田市指定文化財:建物(2009年6月9日指定)

【国 宝】 

【国重文】

関連時代 江戸時代:後期
関連年号
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
浅利兵左衛門 **** 松本道高 **** 渡邉重綱 G012

 

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【R-AC073】旧松本家長屋門

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