柳本大塚古墳
やなぎもとおおつかこふん(Yanagimotootsuka-Kofun Tumulus)
【K-NR172】探訪日:2022/10.2
奈良県天理市柳本町325
【MAP】
〔駐車場所〕
景行天皇陵の西、石名塚古墳の南に位置する前方部を南に向ける前方後円墳である。全長は約94m、後円径は約54m,高さ現存6mで正円形ではなく、前方部も撥形のようには広がってはおらずむしろ窄まっている。
埋葬施設は後円部墳丘中央部の南北主軸に沿う竪穴式石室(長さ約3.6m,幅約3.6m)に舟形の刳抜式木棺(長さ約2m,幅約1.2m)が置かれ、同棺からは銅鏃と鉄器が出土している。また、直径1mの不正円形の小石室が設けられており、板石が天井の方にせり出した合掌式石室で副葬品埋納の副室と考えられている。小石室には径39.7cmの大型仿製内行花文鏡が納められており、埋葬者は不明ではあるが、鏡を単独で副葬していたことから、鏡を格別に重視していた者と考えられる。築造時期は古墳時代前期前半と推定されている。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 古墳時代:前期 |
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関連年号 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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柳本大塚古墳