ノベラ古墳
のべらこふん(Nobera-Kofun Tumulus)
【K-NR143】探訪日:2022/9.11
奈良県天理市柳本町2229ー1
【MAP】
〔駐車場所〕
柳本古墳群西端の上ツ道沿いにあり、石名塚古墳の北北西にある柄鏡式(桜井茶臼山古墳タイプ)の前方後円墳である。墳丘全長78m,前方部幅30m,後円部径40mを測るが、墳丘は前方部,後円部ともにかなり削平されており、高さは不明である。現在、墳丘は果樹園になっている。墳丘に葺き石は認められず、埴輪の出土もなかったとみられる。未調査ではあるが、墳形から古墳時代前期の4世紀代の築造と推定されている。
南にある石名塚古墳,柳本大塚古墳もまた柄鏡式の前方後円墳であり、何らかの関係性が伺われる。