沼山古墳
ぬまやまこふん(Numayama-Kofun Tumulus)
【K-NR137】探訪日:2022/8.21
奈良県橿原市1
【MAP】
〔駐車場所〕
益田岩船のある丘陵から北東に延びる尾根上に築造された円墳である。規模は直径約18m,高さ約5.5mを測り、主体部の埋葬施設は右片袖式の横穴式石室で、南方向に開口する。石室は全長約9.5m、玄室長約5m,幅約3m,高さ約4.3m、羨道長約4.5m,幅約1.8m,高さ約1.8mを測り、玄室の平面形は正方形に近く、天井部はドーム状の形態をとる。発掘調査では玄室内においてミニチュア炊飯具のセットのほか多数の副葬品が検出されている。ミニチュア炊飯具セットや正方形に近い平面形,ドーム状天井という石室の特徴から、真弓鑵子塚古墳,与楽鑵子塚古墳,与楽乾城古墳と同様、渡来系氏族の墓とする説がある。築造時期は古墳時代後期の6世紀後半頃と推定される。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 古墳時代:後期 |
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関連年号 | 6世紀後半 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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巨 |