龍眼山城跡
りゅうげんざんじょうあと (Ryugenzan Castle Ruins)
【C-SZ078】探訪日:2022/3/12
静岡県牧之原市細江
【MAP】
〔駐車場所〕 南麓の遊歩道入口と第二郭(主郭入口)に駐車場がある。
築城年は定かではなく、一般的には室町時代に勝間田城の勝間田氏が支城として築いたといわれるが確証はない。1570(元亀元)年から遠江侵攻のために駿河へ進出した武田信玄が、小山城と滝堺城の間を結ぶ繋ぎの城として築き、川崎港へ出入りする船を監視したのではないかともいわれている。1582(天正10)年に滝堺城と小山城が徳川氏の手に落ちたときに同じ運命をたどったものと考えられる。
城は丘陵の南東に伸びる標高75m,比高70mの尾根の先に築かれており、現在は主郭が榛原公園、第二郭は茶畑となっている。主郭と第二郭の間にかつては横堀があったが現在は土塁のみが確認できる。また、二郭の北西側と北東側に空堀(かつては二重堀)が残されている。
【史跡規模】 |
【指 定】 |
関連時代 | 室町時代 | 戦国時代 |
---|---|---|
関連年号 | 1570年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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勝間田氏 | F039 | 武田信玄 | G433 |
登城ルートが3通りほどある。私は榛原高校野球場西の道を登った培本塾会館の手前の登り口から入ったが、城跡の南麓の庚申堂横からの遊歩道ルートと城跡の北東から南下して茶畑(第二郭)まで車で行けるルートがある。後者の2ルートには駐車場がある。主郭は広い公園であるが、第二郭は滝堺城跡や古城跡と同様、牧之原らしく一面茶畑である。
※本サイトの写真は転用可です(ダウンロードすると、より鮮明に見えます)
▲培本塾会館付近からの登り口
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▲石杭段が続く
▲主郭入り口
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▲主郭
▲主郭
▲主郭
▲主郭
▲主郭
▲主郭の展望台
▲展望台方見た主郭
▲展望台からの眺望
▲展望台からの眺望
▲主郭北奥
▲主郭北西の土塁
▲西側の土塁
▲土塁
▲土塁
▲東側の土塁
▲第二郭
▲第二郭(主郭側を見る)
▲堀切
▲竪堀?