築城年代は定かではないが、もともとは縄文,弥生時代の大規模集落(詳細は｢東光寺遺跡」参照)があった場所であるが、1231(寛喜3)年に大庭朝満が深溝城を築いてこの地を支配したとされる。後に深溝松平氏の支配下となる。深溝地区にある深溝城跡Ａ,深溝城跡Ｂと並ぶ3つ目の城跡であるが、歴史等の詳細についてはわかっていない。
　ただ、近隣には『櫓下』『裏門』『組屋敷』などの地名が残り、城館があったことを物語っている。