川方城跡
かわかたじょうあと (Kawakata Castle Ruins)
【C-ME061】探訪日:2020/10/14
三重県津市川方字里ノ内
【MAP】
〔駐車場所〕付近は道路が狭く路駐できない。川方城跡から東へ進み南に下る途中に駐車スペースがある。
1496(明応5)年、木造城主の木造政宗によって木造城支城として築かれ、弟の康親が城主として入った。康親以降、川方氏を名乗ることとなる。 1584(天正12)年、小牧長久手の戦いのなかで蒲生氏郷勢の夜襲をうけ落城し、川方与佐衛門ら15人が討死した。城主の川方隼人佐は戸木城へ退いて後、籠城して木造長政を助けるが、落城してからは尾張へ退去し、関ヶ原の戦いの後は水戸へ下向したという。 雲出川の支流の北側、段丘の南端に築かれており、東西に並ぶ二つの郭と土塁の存在が確認できる。ただ、土塁は竹藪化し、郭跡も宅地や畑となっている。
【史跡規模】
【指 定】【国 宝】 【国重文】
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▲土塁
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▲土塁の西側の郭
▲土塁東側の郭の南端