酒呑陣屋跡
しゃちのみじんやあと (Shachinomi Jinya Ruins)
【R-AC036】探訪日:2020/6/23
愛知県豊田市幸海町池杁12
【MAP】
〔駐車場所〕
1625(寛永2)年、酒呑城主の鈴木友之助重氏が1120石で構えた陣屋である。酒呑鈴木氏は1693(元禄6)年に嗣子なく断絶したが、鈴木政房が300石を領して続き明治に至る。
現在は民家が建っているが、前面には石垣が残っている。また、井戸も残っているという。
なお、陣屋下の祐源寺は鈴木氏の菩提寺である(鈴木氏の墓は妙昌寺にある)。
【史跡規模】 |
【指 定】 |
関連時代 | 江戸時代:前期 |
関連年号 | 1625年・1693年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
鈴木重氏 | SZ04 | 鈴木政房 | SZ04 |
祐源寺から坂を上ると、植栽をしていた方に「こんにちは」と声をかけられた。陣屋跡に建つ民家の御主人であった。「陣屋跡を見に来たんですが」と言うと、「どうぞ、見てください。みなさん、こんなものかと言って帰りますが」と。民家の庭の中を歩くことになるので、許可なしには入りづらいため今回はタイミングが良かった。確かに庭には遺構は見当たらなかったが、その広さと立地場所,残された大きな石垣は「こんなものか」ではないと思う。
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▲石垣
▲石垣
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▲祐源寺
▲祐源寺