仁木城跡
にぎじょうあと(Nigi Castle Ruins)
【C-AC147】探訪日:2016/11.5・2019/8.22
愛知県豊田市上仁木町豆畑519
【MAP】
〔駐車場所〕
室町時代築城とされるが定かではない。戦国時代には春日井与左衛門の居城とされる。春日井与左衛門は篠平城,城の腰城の城主としても名がみえる。1575(天正3)年に武田勝頼が東美濃へ侵入した際に、徳川家康が利用したとされる「仁木村篠平之砦」が、仁木城なのか篠平城なのかは不明である。
標高440m,比高60mの城ヶ峰の山頂に築かれ、主郭は東西に長く北と西に土塁が設けられ、一部の土塁は内側を石積で補強されている。虎口ははっきりしないが、現在の登り口は西の堀切側からになっている。主郭の周囲はほぼ一周に渡って横堀と腰曲輪が巡らされている。また、腰曲輪には竪堀の跡が見られる。
なお、仁木城跡とは反対方向には宮口古墳群が存在する。
【史跡規模】 |
【指 定】
【国 宝】
【国重文】 |
関連時代 | 戦国時代 |
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関連年号 | 1575年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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春日井与左衛門 | **** | 武田勝頼 | G433 | 徳川家康 | TG01 |
仁木城縄張図(『愛知県中世城館跡調査報告』に加筆)