妙雲界廟
みょううんかいびょう(Myounkaibyo)
【K-MG004】探訪日:2013/10/6
宮城県仙台市青葉区霊屋下23
【MAP】
〔駐車場所〕
感仙殿の北側にある仙台藩9代藩主伊達周宗,11代斉義,その妻である芝姫(10代斉宗の娘)の墓で、3基を総称して妙雲界廟という。3代綱宗までの荘厳な霊屋とは異なり、質素な板石塔婆の墓である。
4代藩主綱村以降、遺命により子孫の負担を軽減するため霊屋の築造をを取りやめた。また、5代藩主吉村以降は夫婦の墓を並列することになり、さらに明治以降、伊達家の墓所祭祀は仏式から神式へと変わり、13代の慶邦伯爵以降は土饅頭と称する小円墳へと変わった。