阿弥陀寺
あみだじ(Amida-ji Temple)
【T-AC058】探訪日:2020/3.25・2023/5.2
愛知県岡崎市桜形町前田13 <📲:0564-84-2034>
【MAP】
〔駐車場所〕参詣者用駐車場がある。
行基による創建と伝わるが、定かではない。浄土宗西山深草派の寺院で、本尊は阿弥陀如来。当初は大金谷山西福院と称し、現在地より西方に建立されていた。1394(応永元)年、雨譽洞春を開基として応声山阿弥陀寺と改称され、三河国加茂郡滝脇より進出し定着した麻生松平家の菩提寺となった。麻生城3代目城主の松平清房の弟・現之丞が住職となっている。寺は再度の火災によって、この地に移されたという。現在の本堂は江戸時代後期の再建である。1441(嘉吉元)年に天野長弘によって寄進された曼荼羅仏絵図は岡崎市指定文化財となっている。
本堂横(東側)に小牧長久手の戦い(蟹江城合戦)で戦死した麻生城主の松平正忠の墓所がある。