本宿古城跡

もとじゅくふるじょうあと (Motojuku Old Castle Ruins)

【C-AC298】探訪日:2020/4/8

 愛知県岡崎市本宿町古城

【MAP】

〔駐車場所〕

   山中古城ともいう。築城年代は定かではない。鉢地川沿いに築かれた東西約76m×南北約86mの平城であったが、1547(天文16)年11月、城主の松平権兵衛重弘が岡崎城主の松平広忠に背いたため、広忠率いる大久保忠勝,酒井正親,石川数正ら400余騎の攻撃を受け落城した。重弘は子の忠就,清蔵,三蔵らと生き残った10余名の兵を連れ、夜陰に乗じて城から逃げ延びたとされる。
 鉢地川が外堀として利用されたとすれば、城域は現在の東名高速道路の北側まで広がっていたと考えられる。現在は国道1号線,名鉄名古屋本線,東名高速道路が通り、遺跡は残されていない。

【史跡規模】

【指 定】
【国 宝】

【国重文】

関連時代 戦国時代
関連年号 1547年
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
松平重弘 MT** 松平広忠 MT01

 


 道沿いに貼られた城跡説明板を読んでいると、突然見知らぬ方が車を止めて話しかけてこられた。ほどなく説明板を書かれた方だということがわかり、出会わなければそのまま説明板を撮影して通り過ぎてしまうところであったが、城跡の詳しい話をしてくださりたいへん参考になった。また、これから山中城跡へ向かうと話すと、駐車場やお薦めの探訪ルートを教えて頂き、QRコード付の山中城散策マップまで車から持ってきていただいた(マップの監修者がご本人)。さらに近くの「近藤勇の首塚」の情報も興味深かった。かなり地元のことを研究されている方だと感心もし、偶然このような方に出会うのも史跡探訪の楽しみの一つとあらためて感じた。

 

【C-AC298】本宿古城跡 ※本サイトの写真は転用可です(ダウンロードすると、より鮮明に見えます)

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