油山寺

ゆさんじ (Yusan-ji Temple)

【T-SZ025】探訪日:2024/5.11

【T-SZ025】油山寺 静岡県袋井市村松1番地 <📲:0538-42-3633>

【MAP】

〔駐車場所〕参詣者用駐車場がある。

【T-SZ025】油山寺

  法多山尊永寺,萬松山可睡斎とともに遠州三山の1つ。詳しくは医王山薬王院油山寺と称する。本尊は薬師如来。
 伝承によれば、701(大宝元)年に行基が創建し、油が湧出したところから「油山寺」の名がつけられた。山頂の本堂の薬師如来は行基の御作といわれる。その後、749(天平勝宝元)年、孝謙天皇が眼病平癒を願い、当寺の「るりの滝」の水で眼を洗ったところ、全快したため勅願寺に定められた。以来、特に目の守護,眼病平癒の寺として信仰を集める。また、一山の守護神である軍善坊大権現は足腰の神として古来より東海道を往来する旅人の信仰を集めた。
 鎌倉時代には源頼朝が三重塔を、戦国時代には今川義元が逗子宮殿を寄進している。徳川家康も厚く保護したが、1572(元亀3)年に兵火により焼失した。1574(天正2)年から三重塔の再建が開始されたが、工事には長い年月を要し、屋上の相輪を上げたのは1611(慶長16)年のことである。また、山門は1659(万治2)年に建立された掛川城の大手二之門を明治初期に移築したものである。

【史跡規模】

【指 定】

【国 宝】

【国重文】本堂内厨子:今川義元寄進

     ・三重塔:源頼朝寄進,1611年再建

     ・山門:掛川城大手二之門を移築

関連時代

飛鳥時代

奈良時代

戦国時代

関連年号

701年

749年

1572年

関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
行基 **** 孝謙天皇 K308 源 頼朝 G202
今川義元 G361

 

【T-SZ025】油山寺  
 

 

【T-SZ025】油山寺

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