宇洞ヶ谷横穴墳

うどうがやよこあなふん(Udogaya Yokoanafun [Tunnel-type Kofun Tumulus])

【K-SZ051】探訪日:2024/5.11

【K-SZ051】宇洞ヶ谷横穴墳 静岡県掛川市長谷1丁目

【MAP】

〔駐車場所〕掛川市役所の駐車場が利用できる。。

【K-SZ051】宇洞ヶ谷横穴墳

   逆川東岸の丘陵に築造された古墳時代後期6世紀後半の横穴墳である。1964(昭和39)年の掛川市下俣における造成工事中に偶然発見され、調査後には消滅した。横穴に置かれた刳り抜き式石棺からは多くの貴重な副葬品が出土し、県指定文化財として保存されている。その内訳は、須恵器(器台1・台付長頸坩2・高坏19・蓋坏12・大型壺1・坩1),土師器(台付坩1・坏1),馬具(轡及び鏡板1組・杏葉1対・鞍橋1式・金銅鈴4),武具(環頭大刀1・頭椎大刀1・直刀身1・鉾1・鉄鏃1・刀子4)、その他、日本製の変形四神四獣鏡1(径15cm)・銀製空玉4・蜻蛉玉3・金環1・金銅製玉1である。このような副葬品から、被葬者はこの地域を治めていた首長クラスの人物と考えられている。
 現在の掛川市役所駐車場の西側に位置し、戦国時代に徳川家康が築いた河田砦(長谷砦)と重なる。

【史跡規模】

【指 定】

【国 宝】 

【国重文】

関連時代 古墳時代:後期
関連年号 6世紀後半
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図

 

【K-SZ051】宇洞ヶ谷横穴墳

 

 

【K-SZ051】宇洞ヶ谷横穴墳

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