大日堂古戦場
だいにちどうこせんじょう (Historic Battlefield of Dainichido)
【B-SZ002c】探訪日:2019/2/3
静岡県磐田市三ケ野大日堂
【MAP】
〔駐車場所〕
大日堂は717(養老元)年に三箇野の東端の大日山に創建された大日如来を祀る寺社で、堂内には大日如来のほか、湯殿山大権現,厄除観世音菩薩,不動明王,阿波国高根山悲願寺観世音菩薩が祀られている。
1572(元亀3)年、西上作戦を発動した武田信玄は、徳川方の城を次々と落とし10月には木原付近に布陣していた。徳川家康は本多忠勝,内藤信成を偵察に先行させ、10月14日には自身も浜松城から3,000の軍勢を率いて出陣し、ここで武田軍を迎え撃った(木原畷古戦場)。しかし、徳川軍は兵の多寡もあり、家康は本多忠勝と大久保忠佐に殿を務めさせ、一言坂から天竜川を渡り浜松城へと撤退する(一言坂古戦場)。
大日堂の高台からは太田川から遠く袋井まで一望でき、本多忠勝が武田軍の動静を監視したという「物見の松」という大松があったと伝えられる。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 奈良時代 | 戦国時代 |
関連年号 | 717年 | 1572年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
武田信玄 | G425 | 徳川家康 | TG01 | 本多忠勝 | F504 |
内藤信成 | F909 | 大久保忠佐 | F647 |
※本サイトの写真は転用可です(ダウンロードすると、より鮮明に見えます)
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▲「古戦場 大日堂」説明板
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▲「大日堂」説明板
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▲大日堂からの眺望
▲家康が駿府で御手植した蜜柑の木の子孫