大桑城跡
おおくわじょうあと(Okuwa Castle Ruins)
【C-AC179】探訪日:2017/6.4
愛知県豊田市大桑町字コンデ嶋
【MAP】
〔駐車場所〕
15~16世紀の城で、城主は河合弥十郎と伝えられているが、詳細は定かでない。戦国時代に織田,徳川,今川,武田勢力の攻防に関係があったものと思われる。1571(元亀2)年4月に武田勢25,000が足助城をはじめ大沼城,田代城などを攻め落としたときに、本城も落城したのではないかと考えられる。 主郭は標高約440mで隅丸の三角形の平面形状の単郭である。周囲を土塁,帯曲輪,堀切で囲み、南に虎口を開く。南側は空堀となり、土橋のところで屈折している。虎口の両側がやや南へ張り出して横矢が掛かるようになっている。南の虎口を出たところが馬出とも思われるが、現状ではよくわからない。
【史跡規模】
【指 定】豊田市指定史跡
【国 宝】
【国重文】
大桑城縄張図(『愛知県中世城館跡調査報告』に加筆)
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