巨勢陣屋跡
こせじんやあと(Kose Jinya Ruins)
【R-AC063】探訪日:2023/4.17
愛知県豊川市長沢町山崎
【MAP】
〔駐車場所〕
1782(天明2)年、5,000石を領した旗本・巨勢利喬(利永?)によって宝樹院東側の標高86mの丘陵裾に築かれた陣屋である。巨勢氏は大和の古代豪族の末裔で、紀州徳川家の家臣であったが、巨勢利清の娘・お由利の方が徳川吉宗の母となったことで3,500石の旗本となった。代官には稲葉善右衛門,渡辺郷右衛門の名がある。明治維新の1869(明治2)年、巨勢利国のとき領地を返上して、陣屋の建物の一部は北西にある立信寺の庫裏として移築されている。
現在は宅地や畑となり遺構は残されていない。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 江戸時代:中期 |
関連年号 | 1781年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
巨勢利喬 | KS** | 巨勢利清 | KS** | 巨勢利国 | KS** |
稲葉善右衛門 | OC** | 渡辺郷右衛門 | G*** |