水口岡山城跡
みなくちおかやまじょうあと(Minakuchi-okayama Castle Ruins)
【C-SG003】探訪日:2016/9/24
滋賀県甲賀市水口町水口
【MAP】
〔駐車場所〕城跡の西側、307号線沿いに駐車場がある。
1585(天正13)年、羽柴秀吉の命により中村一氏が甲賀郡の支配の拠点として古城山に築城した。この山は古くは、大岡山あるいは岡山と呼ばれていた。その後、1590(天正18)年に増田長盛が、1595(文禄4)年には長束正家と五奉行を務めた2人が相次いで入城している。
1600(慶長5)年の関ヶ原の戦いでは長束正家は西軍に属し、南宮山麓に布陣していたが戦闘には参加できず敗走。水口岡山城に籠城したが、追ってきた池田長吉,亀井茲矩らに攻められて降伏、開城し、長束正家,直吉兄弟は切腹させられた。城はその後、池田長吉の預かりとなったが、廃城となった。城の石垣は後に水口城の築城に部材として転用されている。
城は独立峰である大岡山(古城山)の尾根を利用した連郭式山城で、三の丸推定地に居住施設があったが、後に山麓に居住施設が移動した。普段はそこを政庁として利用し、山上の主郭部は緊急用であったと推定される。山頂部にある本丸主郭には東西両端に礎石が残り、両側に天守クラスの大型の高層建築物建ち、総石垣であったとされる。
【史跡規模】 |
【指 定】国指定史跡(2017年2月9日指定) |
関連時代 | 戦国時代 | 安土桃山時代 |
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関連年号 | 1585年 | 1590年・1595年・1600年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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羽柴秀吉 | ZZ01 | 中村一氏 | **** | 増田長盛 | **** |
長束正家 | **** | 長束直吉 | **** | 池田長吉 | **** |
亀井茲矩 | G762 |
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▲登城口
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▲曲輪跡
▲曲輪跡
▲西の丸跡
▲西の丸跡
▲竪堀跡
▲石垣
▲石垣
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▲本丸櫓跡
▲本丸櫓跡
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▲本丸跡
▲本丸跡
▲天守跡
▲天守跡
▲食い違い虎口跡
▲食い違い虎口跡
▲石垣
▲石垣
▲二の丸跡
▲二の丸跡
▲三の丸跡
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▲曲輪跡
▲曲輪跡