和爾下神社
わにしたじんじゃ(Wanishita Shrine)
【S-NR025】探訪日:2022/10.29
奈良県天理市櫟本町2430 <📲:0743-65-0418>
【MAP】
〔駐車場所〕
東大寺領の櫟庄にあたり、和爾下神社古墳の墳頂に鎮座する。創建時期は定かではないが、927(延長5)年にまとめられた『延喜式神名帳』にも記載される神社である。もとは和邇氏氏と櫟井氏の祖神で孝昭天皇の皇子である天足彦国押人命と日本足彦国押人尊(孝安天皇)が祀られていたが、現在は大己貴命(大国主命),素盞鳴命,櫛稲田姫命が祀られている。本殿は切妻造,檜皮葺で桃山時代の様式をそなえ、国の重要文化財に指定されている。
『延喜式神名帳』には和爾下神社(和尓下神社)は二座あり、現在の天理市櫟本町宮山と大和郡山市横田に、東西に走る竜田道沿い約2.5km鎮座する。前者は上治道天王、後者は下治道天王という。
古墳が治道山と呼ばれていたところから治道社(春道社)や牛頭天王社、さらに奈良時代には西隣に柿本寺が創建されたことから柿本上宮とも呼ばれていたが、明治初年に延喜式内の和爾下神社にあたるとして、和爾下神社と定められた。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】本殿 |
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関連年号 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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天足彦国押人命 | K001 | 日本足彦国押人尊皇 | K001 |