別所鑵子塚古墳
べっしょかんすづかこふん(Bessho-kansuzuka-Kofun Tumulus)
【K-NR189】探訪日:2022/10.29
奈良県天理市別所町塚山393
【MAP】
〔駐車場所〕
別所大塚古墳の南約250mに位置する小型の前方後円墳である。いわれは不明であるが、別名「姫塚」とも言う。全長57m、後円部径31m,高さ5.5m、前方部幅43.5m,高さ5.5mの2段築成で前方部をほぼ北に向ける。周濠,造り出しの痕跡があり、葺石,円筒埴輪片も認められた。
未調査ではあるが、埋葬施設は石室を設けない石棺直葬で後円部には板石を組合せた組合式石棺、前方部にも刳り抜き式の石棺が確認されたという。築造時期は古墳時代終末期の6世紀前半と推定され、被葬者は不明である。現在は周辺が駐車場になっており、墳丘は大きく損傷している。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 古墳時代:後期 |
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関連年号 | 6世紀前半 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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和 |
別所鑵子塚古墳の平面図と航空写真