長者屋敷跡〔瑞泉寺〕

ちょうじゃやしきあと〔ずいせんじ〕(Choja Residence Ruins [Zuisen-ji Temple])

【R-AC058】探訪日:2022/11.3

【R-AC058】長者屋敷跡 愛知県名古屋市緑区鳴海町相原町4

【MAP】

〔駐車場所〕専用駐車場がある。

【R-AC058】長者屋敷跡

   平安時代中頃にこの地にあった鳴海長者の太郎成高の屋敷跡とされる。太郎成高は延長年間(923~31年)頃の人という。
 笠覆寺(笠寺観音)縁起によると、関白・藤原基経の子の兼平が東国へ下る途中に、この長者に仕えていた娘が雨露にさらされた十一面観音を笠で覆っていたのを知り、この娘を見初めて都へ連れて帰り、玉照姫と名付けて妻(北の方)にしたという。のちに、この地に兼平の寄進で御堂が建てられ、現在の笠覆寺(笠寺観音)へと発展した。
 1396(応永3)年に鳴海城主・安原宗範が建立した瑞松寺が兵火で焼失し、その後、1501(文亀元)年に長者屋敷跡に再建されて寺号を瑞泉寺と改められた。愛知県有形文化財指定の総門を有する由緒ある寺院である。

【史跡規模】

【指 定】

【国 宝】  

【国重文】

関連時代 平安時代:中期 戦国時代
関連年号 923~31年 1501年
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
太郎成高 **** 藤原兼平 F421 玉照姫 ****

 

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【R-AC058】長者屋敷跡

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