上の山古墳(景行天皇陵飛地い号)
うえのやまやまこふん(けいこうてんのうりょう とびち い ごう)(Uenoyama-Kofun Tumulus [Enclave I-go of Emperor Keiko's Mausoleum])
【K-NR035】探訪日:2006/5.17・2022/8.21
奈良県天理市渋谷町
【MAP】
〔駐車場所〕
柳本古墳群に属し、景行天皇山辺道上陵(渋谷向山古墳)の陪塚のひとつとされる前方後円墳である。景行天皇陵前方部の北に位置し、前方部を南南東に向ける。全長約144m、前方部幅56m,後円部径84mを測り、28mの周濠跡も確認されている。周濠からは鰭付き円筒埴輪,壷型埴輪,朝顔型埴輪,盾形埴輪,木製品が出土している。古墳時代前期後半の4世紀後半の築造と推定されている。古墳西側のくびれ部付近には水口神社が建つ。
景行天皇陵の飛地陪塚はほかに丸山古墳(ろ号),赤坂古墳(は号)がある。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 伝承の時代(古墳時代:前期) |
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関連年号 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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景行天皇 | K103 |
景行天皇山辺道上陵と3つの陪塚(Googleマップ航空写真:黄線は概略形状)