岩屋大塚古墳

いわやおおつかこふん(Iwayaotsuka-Kofun Tumulus)

【K-NR175】探訪日:2022/10.2

【K-NR175】岩屋大塚古墳 奈良県天理市岩屋町追縄510

【MAP】

〔駐車場所〕駐車場はなく側道に駐車。

【K-NR175】岩屋大塚古墳

   石上・豊田古墳群に属する岩屋丘陵と平尾山丘陵の谷間に造られた前方部を東に向けた前方後円墳である。全長は約76m、前方部幅約42m,高さ約3m、後円部径約60m,高さ約6.5mの2段築成と復元される。埴輪の出土はなく、墳丘には葺石が施されていた。名阪国道の側道の整備の際、墳丘の南側半分が大きく削平されており、全長はさらに長く100m以上の可能性も指摘されている。
 埋葬施設は破壊されているが、前方部には石室の床面や羨道部の側壁などからウワナリ塚古墳の石室に匹敵する巨大な横穴式石室(全長16m,幅3.6m以上、羨道部幅1.5m、凝灰岩の組合式石棺)が推定されている。また、後円部にも横穴式石室(規模不明)があったとされている。須恵器,瓦器,土釜などが出土しており、古墳時代後期前半の6世紀前半の築造と考えられている。

【史跡規模】

【指 定】

【国 宝】

【国重文】

関連時代 古墳時代:後期
関連年号 6世紀前半
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図

 

【K-NR175】岩屋大塚古墳
  

 

【K-NR175】岩屋大塚古墳

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削平された後円部(右は名阪国道側道) 西から見る 後円部 後円部