1200(正治2)年に北条一門との政争に敗れ、京に向かう途中の駿河国清見関で非業の最期を遂げた梶原景時一族の供養塔,五輪塔と、1582(天正10)年に織田信長に殉じ羽黒梶原氏最後の当主となった梶原景義、そして小牧長久手の戦いで全山焼失した興禅寺を再興した小笠原吉次(1616年没)の供養塔が並んでいる。なお、梶原景時の墓所は、死所の梶原山公園(静岡市清水区)の梶原堂，鎌倉市深沢小学校敷地内，東京都大田区の万福寺，兵庫県南あわじ市の神宮寺にも存在する。