盛巌寺
せいがんじ (Seigan-ji Temple)
【T-AC084】探訪日:2021/10/16
愛知県西尾市馬場町70 <📲:0563-57-5513>
【MAP】
〔駐車場所〕北にある鶴城公園の駐車場を利用できる。
1590(天正18)年、徳川家康の関東移封とともに、大給松平家乗は上野国那波郡に所領を与えられ、父祖の菩提寺として雄山伝英和尚を招いて久昌山盛巌寺を建立した。関ヶ原の戦い後、1601(慶長6)年には美濃国の岩村藩2万石に加増移封され、盛巌寺も岩村に移した。1638(寛永15)年、2代藩主・松平乗寿の時に浜松藩へ転封となったが、岩村の盛巌寺はそのまま豪商の尽力で一大伽藍となり恵那郡における曹洞宗の中心的な寺院として繁栄している。その後、盛巌寺は大給松平氏(宗家)が館林藩,唐津藩,鳥羽藩,亀山藩,淀藩,佐倉藩,山形藩と転封するのに伴って領内に移り、1764(明和元)年、松平乗佑が西尾城主となるとともに当地に移った。
本堂南側には14代・松平乗全の墓所があり、本堂奥の位牌所には歴代大給松平氏の位牌が祀られている。このほか7代・乗寿が1650(慶安3)年に寄進した「仏涅槃図」や波切不動尊を所蔵している。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 安土桃山時代 | 江戸時代:中期 |
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関連年号 | 1590年 |
1764年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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松平家乗 | MT21 | 雄山伝英 | **** | 松平乗寿 | MT21 |
松平乗佑 | MT22 | 松平乗全 | MT22 |
※本サイトの写真は転用可です(ダウンロードすると、より鮮明に見えます)
▲山門
▲本堂
▲本堂
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▲松平乗全夫妻の墓
▲西尾藩家老・今井氏の墓
▲新田義真,義恭,直興,海松の墓
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