高針城跡
たかばりじょうあと (Takabari Castle Ruins)
【C-AC415】探訪日:2021/7/18
愛知県名古屋市名東区高針2丁目1112
【MAP】
〔駐車場所〕
1469(文明元)年、上社城主の加藤勘三郎信祥が築き移ったとされる。築城者の勘三郎信祥は1474(文明6)年に没しているが、この地の加藤氏は、代々「勘三郎」を名乗っており、事績については確認しがたいところがある。何代か後の加藤勘三郎は織田信忠に仕えており、1582(天正10)年の本能寺の変の際には、主君の安否が心配になり京に上ったまま行方が分からなくなったという。加藤勘三郎の墓所は名東区内の了玄院にある。
城は高牟神社の南方といわれているが、はっきりとした城域は分からない。候補地としては南西に位置する小高い畑地である。堀の一部が残っている。