名和古墳群
なわこふんぐん(Nawa-Kofun Tumulus Group)
【K-AC163】探訪日:2021/5/9
愛知県東海市名和町三ツ屋33
【MAP】
〔駐車場所〕
三ツ屋古墳群とも呼ばれる。斎山古墳と同じく古墳時代には西にあゆち潟を臨む丘陵上に位置する。現存している3基の円墳(1・2・3号墳)で構成され、1号墳は直径約20mで、内部に平石を7,8段積み上げた横穴式石室が確認されている。石室から坏,壺,器台などの須恵器や鉄鏃が出土しており、古墳時代後期(6世紀)の築造と推定される。
なお、尾張国造だった乎止与命とその子の建稲種命,宮簀媛命の3つの古墳という説もあるが、年代的に全く異なり伝説にすぎない。