大田城(松平城山城)跡
だいたじょう(まつだいらじょうやまじょう)あと(Daita [Matsudaira-joyama] Castle Ruins)
【C-AC133】探訪日:2016/5/1・2019/9/3・2024/3.10
愛知県豊田市大内町城山
【MAP】
〔駐車場所〕麓に広い駐車場がある。
築城年代は定かではないが、松平宗家3代松平信光によって築かれ、子の松平光親(野見松平の祖)を城主としたとされる。一説には太田道灌が築いたという伝承もある。光親が能見城へ移ったことで廃城となった。元亀,天正年間(1570~82年)の武田氏の来襲や1584(天正12)年の小牧長久手の戦いの際に改修されたと推測されている。
城は滝川北岸の標高254mの山頂に築かれ、東西に長い主郭の両端から北へ伸びた尾根に向かって曲輪が形成され、U字型の縄張りとなっている。曲輪群には堀切,土塁,土橋や一部石垣が残っている。