九久平城跡
くぎゅうだいらじょうあと (Kugyudaira Castle Ruins)
【C-AC132】探訪日:2017/5/3
愛知県豊田市九久平町薬師ケ嶽
【MAP】
〔駐車場所〕高徳寺の駐車場を利用されていただく。
築城年代は定かではないが、戦国時代には鈴木氏の居城であった。酒呑城主4代の鈴木重政の弟である康政が武田軍の侵入に備え築いたとされる。1580(天正8)年の高天神城攻めで戦功を挙げ、徳川家康の「康」を賜っている。1595(文禄4)年、康政が没すると、子の政重が継ぎ、1625(寛永2)年には政重の長男・政次は家康,秀忠に仕え、三河国加茂郡内500石を得て、九久平に陣屋を構えた。その後も旗本として明治まで続いた。 九久平城は巴川に面した標高72mの丘陵端に築かれ、城跡は九久平小学校の東、高徳寺の北背後の辺りとされるが、小学校建設の際に遺構は消失したという。わずかに南西斜面に石垣が残る。
【史跡規模】
【指 定】【国 宝】 【国重文】
1595年
1625年
※本サイトの写真は転用可です(ダウンロードすると、より鮮明に見えます)
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▲九久平小学校
▲高徳寺
▲東の里山からの遠望