光明寺
こうみょうじ (Komyo-ji Temple)
【T-SZ017】探訪日:2021/1/15
静岡県浜松市天竜区山東2873 <📲:0539-25-3547>
【MAP】
〔駐車場所〕
もとは717(養老元)年に行基が光明山山頂に開創したとされる霊山である(光明寺跡参照)。戦国時代には光明城築城のため、一時期、山東へと移転させられたが、江戸時代に入り再び光明山に再建され発展した。しかし、1931(昭和6)年に大火に見舞われ、寺院は本堂一帯を焼失してしまい、再びここ山東の地へと移転した。
境内には三満殿,大黒殿,光明殿が並び、大黒殿の背後の山には、摩利支天を祀る奥之院がある。光明寺の摩利支天は戦の守護神として信仰され、戦国時代には今川義元や徳川家康も祈願したという。特に徳川家との繋がりは深く、家康が自らの兜の中に入れていた摩利支天像も併せてお祀りしており、徳川将軍家代々の祈願所となった。
また、大黒殿には一本杉でつくられた国内最大(高さ約2.3m)の金塗りの大黒天が安置されている。1931(昭和6)年の火災の際にやむなく伐採した大黒杉の巨木に仏師の岡田天孝が掘り込んだものである。
【史跡規模】 |
【指 定】 |
関連時代 | 奈良時代 | 江戸時代:前期 |
昭和時代:前期 |
関連年号 | 717年 |
1931年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
行基 | **** | 今川義元 | G361 | 徳川家康 | TG01 |
岡田天孝 | **** |
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▲【転載】境内案内図
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▲大黒殿
▲光明殿と大黒殿
▲大黒殿
▲大黒様
▲三満殿
▲光明殿
▲光明殿
▲【転載】奥之院へ
▲【転載】摩利支天堂