岡崎城跡
おかざきじょうあと (Okazaki Castle Ruins)
【C-SZ034】探訪日:2015/10/24・2021/1/15
静岡県袋井市岡崎
【MAP】
〔駐車場所〕
築城年代は定かではないが、戦国時代末期に丘端に築かれた城で笠原庄岡崎郷付近を領していた今川義元の家臣であった四之宮右近が城主と伝わる。また、馬伏塚城と横須賀城との中間点にあり、高天神城攻略の基地として徳川氏により拡張,補修されて陣城として利用された可能性が大きい。1581(天正9)年、高天神城落城後に廃城になったとされる。
城は中央部を南北に幅9m,深さ1.5~3mほどの空堀で区切られた東西2郭で構成されている。その空堀は北側へと大きく廻り込んでいる。西郭(本曲輪)へは東側から空堀に架かる土橋を渡り虎口から入る。周囲は高さ2mほどの土塁が巡らされている。現在、東郭(二の曲輪)には北八雲神社は建てられ東側は茶畑となっている。その南西隅と北東に土塁が確認できる。
【史跡規模】 |
【指 定】 |
関連時代 | 戦国時代 |
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関連年号 | 1581年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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四之宮右近 | **** |
2回目の訪問では説明板が設置されており、城の様子がクリアになった。1回目の訪問ではそもそも水運のイメージはまったくなかった。できれば、本曲輪跡や空堀が整備されるとありがたい。
※本サイトの写真は転用可です(ダウンロードすると、より鮮明に見えます)
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▲二の曲輪跡の北八雲神社
▲左側に虎口
▲虎口
▲土橋
▲本曲輪跡
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▲本曲輪南側の土塁
▲本曲輪北側の土塁
▲堀跡(正面は虎口の土橋)
▲本曲輪東側の堀跡
▲本曲輪東側の堀跡
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▲本曲輪北側の堀跡
▲本曲輪北側の堀跡
▲東側の虎口
▲虎口
▲二の曲輪跡
▲二の曲輪跡(現在は茶畑)