設楽城跡

したらじょうあと (Shitara Castle Ruins)

【C-AC337】探訪日:2020/10/29

【C-AC337】設楽城跡 愛知県北設楽郡東栄町大字中設楽北城市

【MAP】

〔駐車場所〕登城口に駐車場がある。

【C-AC337】設楽城跡

   築城年代は定かではないが、平安時代末期に設楽八名の領主となった設楽資時によって築かれたと考えられ、愛知県に残る山城のうちで最古のものの一つである。設楽氏は三河国設楽郡の発祥であるが、1312(正和元)年に設楽重清が岩瀬郷へ移り、戦国時代には徳川家康に属し活躍した。一方、設楽城はやがて廃城となり、設楽郷は永正年間(1504~20年)頃には別所城の伊藤貞久の所領となっていた。
 城は大きく蛇行する大千瀬川に囲われた南北にのびる丘陵の北端に築かれている。主郭,二郭には土塁が残り西側に堀切が設けられている、二郭と南側の細尾根とは堀切で区切られている。南尾根にも敵侵入を防ぐ小曲輪,竪堀や堀切が残されている。

【史跡規模】

【指 定】愛知県指定史跡(1965年指定)

【国 宝】 

【国重文】

関連時代 平安時代:後期 鎌倉時代 戦国時代
関連年号 1190年 1312年 1504~20年
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
設楽資時 SR** 設楽重清 SR** 伊藤貞久 F***

 

【C-AC337】設楽城跡
 

 

【C-AC337】設楽城跡

 

設楽城縄張図(『愛知県中世城館跡調査報告』に加筆)

【C-AC337】設楽城跡 ※本サイトの写真は転用可です(画像をピックすると拡大、コメント表示されます)

左に駐車場がある 虎口 二の丸跡 土塁 土塁 二の丸跡の土塁 二の丸跡の西側の堀切 本丸跡 本丸跡 鎌倉時代からの大黒杉 本丸跡 二の丸跡の南側の堀切 南側から虎口を見る 竪堀 南尾根の曲輪 南尾根の曲輪 堀切 竪堀 小曲輪 竪堀 竪堀 竪堀 小曲輪 小曲輪