別所城跡
べっしょじょうあと(Bessho Castle Ruins)
【C-AC338】探訪日:2020/10/29
愛知県北設楽郡東栄町本郷宮平
【MAP】
〔駐車場所〕
築城年代は定かではないが、天文年間(1532~55年)に長篠城の菅沼元直の臣である伊藤貞久によって築かれたとされる。貞久は伊東祐時の末裔で伊東祐貞の4男であり、伊藤祐雪の養子となって日向国から伊豆国下田へ移り、後に三河国振草の地頭となった。
1569(永禄11)年1月には貞久の子・貞次は菅沼定景の援軍とともに、遠江鶴ヶ城主の鶴ヶ山氏を攻め滅ぼしている。その後、貞次は、1575(天正3)年の長篠設楽ヶ原の戦いで武田方に味方し敗れて甲斐国へと落ち、城は廃城となった。
城は大千瀬川の北岸の崖の上に築かれ、現在の東栄中学校校庭の南側に位置する。殿屋敷,下屋敷,食糧庫があったとされるが、中学校建設で滅失したという。周囲を低土塁が巡り、曲輪,堀跡や石垣が残る。
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▲この雄歩道へ入る
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▲虎口?
▲土塁上の城址碑
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▲主郭
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▲土塁
▲東栄中学校グランド