阿木城跡
あぎじょうあと (Agi Castle Ruins)
【C-GF049】探訪日:2020/11/29
岐阜県中津川市阿木1406
【MAP】
〔駐車場所〕登城口に車1,2台分の駐車スペースがある。
築城年代は定かではないが、戦国時代に岩村遠山氏が岩村城防衛のために築いた遠山十八支城の一つとされる。岩村城が武田方の秋山虎繁(信友)に落とされた後、阿木城は織田と遠山方の武田氏に対する最前線基地として整備されたが、1574(天正2)年に武田勝頼の攻撃によって陥落して以降は復興されることはなかった。
城は城ヶ峰と呼ばれる標高541m,比高約60mの山上一帯に築かれており、東西約180m,南北約150mの規模を誇る。南側の登城口には多数の出曲輪が設けられ、円形に近い本曲輪を帯曲輪が取り巻く縄張りをもち、土塁,堀切,竪堀,切岸などの遺構も残されている。
【史跡規模】 |
【指 定】中津川市指定史跡(2002年4月24日指定) |
関連時代 | 戦国時代 |
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関連年号 | 1574年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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岩村遠山氏 | F*** | 武田勝頼 | G433 |
登城口には手書きのルート案内図含め数種類のリーフレットが準備されており、また整備もしっかり為されており、たいへん親切でわかりやすかった。山城としては主郭が広大で驚かされた。なお、この日、明知城跡に続き2回目(2匹目)のカモシカとのご対面。下の縄張図で言うと、主郭下の西側50mほどのところで2匹がじっとこちらを見つめていた(写真添付)。距離もあり逃げる気配はなく、しばらく見つめ合ったがこちらから目をそらして東側の曲輪へとまわることにした。
※本サイトの写真は転用可です(ダウンロードすると、より鮮明に見えます)
▲登城口
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▲虎口への道
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▲虎口
▲虎口(振り返る)と竪堀
▲虎口をはいった左の竪堀
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▲腰曲輪
▲腰曲輪
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▲土塁
▲土塁
▲帯曲輪
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▲切岸
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▲二の曲輪
▲二の曲輪
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▲大手口
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▲本曲輪
▲本曲輪
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▲腰曲輪
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▲堀切
▲堀切
▲切通し
▲切通し
▲竪土塁
▲竪土塁
▲【おまけ】カモシカとのご対面(ズームしてます)
▲【おまけ】さらにズーム