<神皇系氏族>天神系

NT33:大中臣清麻呂  中臣阿麻毘舎 ― 中臣国子 ― 大中臣清麻呂 ― 大中臣宿奈麻呂 NT34:大中臣宿奈麻呂

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大中臣宿奈麻呂

 神護景雲3年(769年)一族と共に中臣朝臣姓から大中臣朝臣姓に改姓する。左京少進の官職にあった神護景雲4年(770年)日食が発生したため、幣帛と赤毛馬2頭を奉納するために、参議・藤原継縄と共に伊勢太神宮に派遣される。
 宝亀2年(771年)従五位下に叙爵。その後、宝亀5年(774年)下野守、宝亀8年(777年)阿波守と光仁朝の後半において地方官を歴任する。またこの間、宝亀9年(778年)従五位上、宝亀11年(780年)正五位下と順調に昇進した。
 父に先立って卒去したとされる。