光格天皇,仁孝天皇,孝明天皇,明治天皇の4代に渡って仕え、正二位権大納言まで昇った。家の学である郢曲の伝統を守るかたわら、歌書を能くした。 1871年(明治4年)雅楽局神楽人を勤めた。歌会始では「発声」の役を最晩年に至るまで務め、明治天皇から褒賞を受けている。