G035:坂戸近康 | 源 能有 ― 坂戸章経 ― 坂戸近康 ― 坂戸康綱 | G036:坂戸康綱 |
リンク | G037 |
坂戸康綱 | ||
---|---|---|
平安時代末期の武士。東宮(体仁親王、のちの近衛天皇)帯刀となり、近衛天皇即位とともに兵衛尉に任ぜられた。また崇徳上皇の北面にも伺候した。久安6年(1150年)2月右衛門尉になり、長寛2年(1164年)3月父祖の例に倣い検非違使に任命され、承安元年(1171年)防鴨河判官になり、次いで承安4年(1174年)12月修理左宮城判官に任じて従五位下に叙された。治承3年(1179年)11月の平清盛のクーデター(治承三年の政変)において、大宰権帥に左遷された前関白藤原基房を京都から追い立てる任務を果たした功績により翌年の治承4年(1180年)正月に河内守に任ぜられた。同年12月肥前守に転任した。 |