<天孫系>

A311:綿積豊玉彦命  綿積豊玉彦命 ― 椎根津彦命 A312:椎根津彦命

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椎根津彦命

 神武天皇が東征において速吸門で出会った国つ神で、船路の先導者となる。このとき、『日本書紀』では曲浦で魚釣するところを椎の棹を授けて御船に引き入れて名を珍彦から椎根津彦に改めさせたとあり、『古事記』では亀の甲羅の上に乗っていたのを棹をさし渡し御船に引き入れて槁根津日子の名を賜ったという。
その後、神武天皇に献策し、兄磯城を挟み撃ちにより破る。